四川・最先端不妊漢方の研修へ行って参りました。
掲載日:2012.01.24
2011年10月、
中国四川省の成都中医薬大学病院・生殖医療センターへ研修に行って参りました。
最先端不妊漢方(中医学)医療を学ぶためです。
この病院は中国伝統医学である中医学(漢方)を、
大切に守りながらも「伝統中医学+近代中医学」というかたちで
実績と実力のある中医学(漢方)へとどんどん進化させています。
大切に守りながらも「伝統中医学+近代中医学」というかたちで
実績と実力のある中医学(漢方)へとどんどん進化させています。
またこの大学病院ももちろん近代化は目覚ましいもので、
西洋医学による生殖医療も確実に成果を上げ、
西洋医学医療の方もどんどん発展しています。
西洋医学医療の方もどんどん発展しています。
不妊に悩む患者様に対して、日本と同じように西洋医学の検査、治療をします。
その検査結果に沿って中医学による診断、治療が行われるのです。
卵胞の状態、子宮内膜の状態、生理の状態、患者様の体質、精神状態、
もろもろの角度から考慮して漢方処方します。
驚いたのは、処方が一日、一日、違うことです。
つまりホルモンの分泌に従って毎日の処方を変化させているということです。
「最先端西洋医学による生殖医療」と
「最先端中医学による漢方医療」との併用で、
まさに中西結合最先端不妊治療です。
「最先端中医学による漢方医療」との併用で、
まさに中西結合最先端不妊治療です。
こういうことが出来るのは、世界中でやはり中国だけですよね。
ご指導を受けた先生は次のお二人です。
◎ 中医婦人科専門では
成都中医薬大学第二付属病院 病院院長の陸 華先生(女性)
◎ 中医男科専門では
同病院副院長の常 徳貴先生(男性)
★婦人科 陸 華先生の病室。
診察内容は 多嚢胞性卵巣症候群、無排卵、黄体機能不全、卵巣脳腫など
陸 華先生の診察の一例。
「この患者は今、内膜6ミリです。この漢方処方で8ミリにさせます。すると妊娠します」
と自信満ち溢れたお話です。
なぜこの処方で内膜が厚くなるかなど詳しく解説されました。
★男科の診察風景
成都中医薬大学第二付属病院 副院長の常 徳貴先生(男性)
診療内容は 早漏、精力減退、少精子、勃起障害、睾丸痛 などなど。
大変印象深いお話をしてくださいました。
「『身体自身』人間には正常な状態に戻す力がある。その力をいかに生かすかを中医学の考え方で導いていく。
中医学は人間を正常に戻す学問である。 中医学は「幸福学」である。心身とも健康になる医療である。」
研修後は四川観光です。
成都パンダ自然保護区と、世界遺産の「九寨溝」と「黄龍」へ行って来ました!